茨城県の旧6000系廃車体

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旧6000系(6200系)車両は晩年 VVVF 試験車として改造され、1987年まで活躍した後、4両全車が車体のみ売りに出され、茨城県各所で倉庫や店舗などに活用されました。これらの車体は2018年までにすべて撤去されましたが、ここでは現存当時の様子を紹介します。

  1. デハ6201
  2. デハ6202
  3. デハ6301
  4. デハ6302

デハ6201

土浦市虫掛の株式会社オリトモ本社に置かれていました。幌枠が残っているのが貴重でした。

  • 2018年に撤去されました。
デハ6201(撮影: 2009年5月
デハ6201が置かれている周辺(撮影: 2017年4月

アクセス: 関東鉄道バス(www.kantetsu.co.jp)の「田中三丁目」または「田中二丁目北」バス停より徒歩数分。

デハ6202

阿見町若栗のアンティーク展示場(ウェアハウス阿見倉庫)にありました。当時は敷地内に事務所と思われる建物があり、そこに隣接して置かれていました。車両の屋根上には住宅用空調装置がずらりと置かれるなど、異様な光景となっていました。

  • 2017年4月に訪問したところ、事務所と思われる建物もろとも撤去されていました。
デハ6202(撮影: 2009年5月
デハ6202が置かれていた跡地(撮影: 2017年4月

デハ6301

結城郡石下町(現在の常総市)で「ロングライダース」というバーの店舗として利用されていたようですが、現存しません。

デハ6302

土浦市宍塚の製薬会社敷地内に置かれていまた。昔は近づくことさえ困難な状況だったようですが、2009年の時点では隣接するコンビニエンスストアの駐車場から連結面や山側側面を観察することができました。

  • 2014年〜2015年頃に撤去されたようです。ブログ「饂飩と蕎麦」の記事東急6000系の保存車たち(karaageya.exblog.jp)に2015年2月時点で更地になっていたとの情報があります。
デハ6302 (1位側)(撮影: 2009年5月
デハ6302 (2位側)(撮影: 2009年5月