床下機器配置 大井町線デハ8290形

更新

大井町線所属の8000系、8090系(5両編成)には、3号車のM2車に10kVAの小容量SIVが搭載されていますが、いずれも1970年代の製造であり、老朽化および予備品確保のためか、100kVAの大容量タイプに更新し二電源化を実現する工事が8090系の一部編成で行われました。

  1. 10kVA-SIV搭載車
  2. 100kVA-SIV(INV-104型)搭載車
  3. 100kVA-SIV(INV-153型)搭載車
  4. (参考)10kVA-SIV搭載車・デハ8200形

10kVA-SIV搭載車

海側

写真拡大デハ8294海側(13次車)

主な機器は下り方から順に、遮断器箱(SIV起動装置)、接地開閉器、空気圧縮機(HB-2000型、2台)、100V蓄電池です。

山側

写真拡大デハ8284山側(16-2次車)

主な機器は下り方から順に、静止形インバータ(BS-33型)、負荷接触器、元空気ダメ、除湿装置、元空気ダメ、除湿装置、ブレーキ制御装置です。

山側連結部

写真拡大デハ8495―デハ8280山側

デハ8490形(2号車)とデハ8290形(3号車)の山側連結部の様子。手前から2本目、MRPの奥にあるジャンパ栓が3芯の冷房用高圧栓(IC3C型)です。

100kVA-SIV(INV-104型)搭載車

海側

写真拡大デハ8282海側(16-2次車)

2000年に100kVAへ換装された車両では、海側の遮断器箱を撤去してRFE068型整流装置が取り付けられ、高圧接触器や電動空気圧縮機が若干移設されています。

山側

写真拡大デハ8296山側(13次車)

主な機器は下り方から順に、静止形インバータ(INV-104型)、元空気ダメ、除湿装置、元空気ダメ、除湿装置、ブレーキ制御装置です。

山側連結部

写真拡大デハ8496―デハ8282山側

二電源化を行った車両編成では、換装された3号車のSIVが3~5号車の給電を担当するため、2~3号車間の冷房用繋ぎは不要となりました。なお、8496-8282間のみ冷房栓は撤去されずに残っています。

100kVA-SIV(INV-153型)搭載車

海側

写真拡大デハ8298海側(16-2次車)

2005年に100kVAへ換装された車両では、海側の遮断器箱を撤去してRFE068型整流装置やリアクトル・トランス箱が新設されました。

なお、山側の配置はINV-104型搭載車とほぼ同様です。

山側連結部

写真拡大デハ8494―デハ8298山側

(参考)10kVA-SIV搭載車・デハ8200形

海側

写真拡大デハ8203海側(1次車)

蛇足になりますが、デハ8200形の海側も紹介します。

主な機器は下り方から順に、遮断器箱(SIV起動装置)、接地開閉器、空気圧縮機(HB-2000型)、100V蓄電池、空気圧縮機(HB-2000型)、100V蓄電池で、デハ8290形と異なり蓄電池が2台搭載されているのが外観上最大の特徴です。