田園都市線、こどもの国線
東横線
8000系(一部)(日立製作所)
1997年、東横線渋谷〜菊名間がATC化されました。これは田玉線の保安システムを改良し、踏切制御装置との連動機能や車上パターン式過走防護(ORP: Over Run stop Pattern)などを付加したものであり、ATC-Pと呼ばれます。
写真は初期に導入されたタイプであり、8000系のうち東横線先頭車の約半数に搭載されていましたが、廃車の進行に伴い2006年に消滅しました。インドネシアの PT KAI 社に譲渡されたクハ8007, 8008は撤去されずに残っているようです。
8000系、9000系、1000系(日立製作所)
1993年度以降の工事車は、点検蓋が2枚になるなど形態が異なります。
目黒線
大井町線(ATS時代)
8000系、8090系、9000系(日立製作所)
1991年の田玉線ATC化の際、田都線に乗り入れる大井町線車両も対応工事を行い、両先頭車への車上装置搭載や運転台の改造が行われました。
このタイプは、後述のATC-P対応型への更新により、2008年に消滅しました。インドネシアの PT KAI 社に譲渡されたクハ8003, 8004は撤去されずに残っているようです。