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床下灯

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鉄道車両の車体側面には戸閉め知らせ等のほかに機器の異常を知らせる表示灯が設けられることが多いですが、床下に付いているケースもあります。ここでは7200系から2000系までに設置されている床下設置タイプの表示灯を紹介します。

  1. 7200系、7600系の過負荷灯
  2. 8000系グループ、7600系、7700系等の床下灯
  3. 9000系、2000系等の床下灯

7200系、7600系の過負荷灯

オリジナルタイプ

デハ7662(2次車)山側

主制御器のある車両に取り付けられている過負荷灯は床下にあり、昔ながらの独立タイプです。7600系化された車両は非常通報灯を車体側面に増設しましたが、過負荷灯は床下のままとなっています。

新型タイプ

デヤ7200(2次車)海側

デハ7653、デハ7681、デハ7682、デヤ7200は異なる形状をしています。

8000系グループ、7600系、7700系等の床下灯

3灯タイプ

デハ8591(20次車)山側

8000系で車体側面に設けられたBC不緩解灯(写真)(リンク先写真はデハ8408)は、8500系では床下設置となりました。以降、8090系を除くすべての新造・改造形式は、車体にBC不緩解灯を持ちません。

床下灯は3灯で、上から「不緩解」「保安動作」「不足」です。

9000系、2000系等の床下灯

4灯タイプ

デハ1218(4次車)山側

2000系までのVVVF新造車、および8500系VVVF車ではブレーキ装置に横付けされており、主制御器のある電動車と先頭車が4灯(「指令器異常」が追加)となりました。

3灯タイプ

サハ9706(2次車)山側

主制御器のない電動車と付随車は3灯です。