情報伝送装置

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東急電鉄の車両に搭載された情報伝送装置を紹介します。

  1. 扉非扱い制御用
  2. 列車情報などの伝送用

扉非扱い制御用

大井町線

クハ8091(12-1次車)海側

東急線で初めてトランスポンダ式装置が導入されたのは1989年で、目蒲線と大井町線の扉非扱い制御用として導入されました。

池上、多摩川線

クハ7912(4次車)山側
クハ7601(1次車)

池上線ではワンマン運転に伴い、TASC地点情報伝送を当装置で行っています。なお、7600系の伝送装置は車掌台上部に設置されています。

列車情報などの伝送用

東横線(1000系まで)

クハ9013(3次車)山側

東横線では1997年のATC導入にあたり、列車制御などの情報伝送をトランスポンダで行っています。

目黒線、こどもの国線(Y000系)

クハ3004(2次車)山側

TASC地点情報伝送やホームドア制御などを行う目黒線では、東横線とは異なるタイプの装置が導入されました。

7000系ワンマン車両を導入していたこどもの国線では、1991年より開扉方向制御にトランスポンダを採用しています。1999〜2000年に導入されたY000系には、新3000系と同じタイプの装置が搭載されました。

大井町線

デハ8641(18-2次車)海側

大井町線では2008年のATC導入にあたり、従来の扉非扱い制御用とは別にトランスポンダが搭載されました。

東横線ATC化後に大井町線へ転籍した車両は、しばらく東横時代の装置を搭載したまま運用されていましたが、東横線へ戻った9000系1編成を除き、ほかの大井町車と同じ新型タイプに換装されました。