上田電鉄下之郷電車庫の仮台車

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検修庫内ではちょうど仮台車に履き替えているクハ1101のジャッキアップの実現に多くの家族連れが集まっていました。ところでこの仮台車、よく見ると気動車形の様に見えます。マクラバネは取り外され、軸受けも換えられていますが、軸バネや台枠がそのものです。東横キハ1形のものでしょうか?

まるまど祭りは行っていないので詳しいことは分かりませんが、仮台車とはこれのことでしょうか。

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写真1:上田電鉄下之郷車庫の仮台車で、載っているのはデハ1001。2010年3月撮影。

側面には横向きに3本の鋼板が通っており、そのうち上と下の2本は直線状ですが、もう1本は両端は上の板に、中央は下の板に接続する形で折れ曲がっており、接続部分はそれぞれボルトで留められています。また、軸受の両脇にはそれを支える垂直方向の鋼板があります。

確かに、一見すると旧型気動車の菱枠台車のようにも見えますが、側板形状や軸受まわりなど、構造をよく見るとキハ1形の台車とは異なることが分かります。

形態から察するに、釣合梁式の台車から釣合梁や枕ばねなどをそぎ取ったものではないかと思うのですが、どうでしょうか。軸距を測れば、ある程度形式を絞り込めるかと。

…というか、長津田車両工場にあったやつですかね。