「声優ラジオの時間 アンコール」でさよなら絶望放送インタビュー

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ムック本「声優ラジオの時間 アンコール」で「【特集】『さよなら絶望放送』とは何か?」が掲載されました。

プロデューサーの二人とパーソナリティーの神谷浩史さんに対するそれぞれのインタビュー記事となっています。もう一人のパーソナリティーだった新谷良子さんのブログ記事ぜつぼう。(ameblo.jp)でも取り上げられていますね。

以下、いくつか注目したい部分にコメントします。

高橋和也(番組プロデューサー)×武晋矢(携帯版プロデューサー) 「アニラジの理想型」

(武) 僕の勝手なイメージなんですが、理想型に近いんじゃないかな、と2年目くらいの時に思っていました。ラジオという媒体、アニメーションという媒体、そして原作。そういう三すくみになるんですが、それぞれのメディアが違うので、情報や連携がどうしても切れることがあるんですね。でも、『絶望放送』は奇跡的にこれが切れていないんです。

絶望放送が4年間も続いたヒット作になったのは様々な要因があったのでしょうけど、その一つにメディアミックスがうまくできていたことが挙げられるのではと思います。原作やアニメのネタをラジオでイジることはあっても、逆にラジオ発祥のネタが原作に取り入れられることなどそうそうないでしょうからね。

なのでアニメも原作も終了した今、仮に絶望放送が単体で復活しても当時の空気感は出せないでしょうし、私はそれを望んではいません。ただ、高橋さんが978-4-86298-142-4と仰っていたように、何らかの記念に一度きりのイベントを行うのはぜひやって欲しいと思います!

神谷浩史 「絶望を希望に変えるラジオ」

(神谷) 一時期、他の番組の投稿で、「絶望ネーム」で書いてくるのが流行ったんです。

(中略)

でも、僕はそれを読みませんでした。それは違うだろうって。僕が参加させて頂いている番組に対して、そういうスタンスで臨まれても、僕はそれに賛同できないよって。

たしかDear Girl~Stories~(pc.animelo.jp)で1回だけ(?)武力介入により「絶望ネーム」が読まれたことがありましたね[1]。その時、神谷さんは(笑いながらも)二度と読まないという旨の発言をされ、本当にそれっきりになってしまったかと記憶しています。たぶんそれを読んだのも、こっちの番組ではそういうネタは採用しないよということを示すためにあえてやったんじゃないかなと想像しています。

いずれにしても、インタビューの後のほうで「絶望放送の経験を他番組にフィードバックできたか」という質問に対してはっきりと「ない」と言い切ることからも、神谷さんは番組ごとの境界に対して相当なこだわりを持っておられるのだなと感じました。

だからこそ、毎回初めて聴く人に対してわかりやすい内容にしなきゃいけないという前提があって。僕はスタッフの名前は役職を含めて必ず言っています。

"構成T"、"佐藤D" を始めとして、神谷さんは番組内でスタッフ名を言う時は "プロデューサー高橋" など、役職名を付ける傾向がありましたね。

既にスタッフを知っている常連リスナーの立場でもウザったらしさは感じませんでしたし、内輪ネタで新規リスナーを置き去りにしてしまうことのないように努める姿勢はさすがだと思いました。

  • [1]第30話「オシリーナオシリーナ!ウレシーナウレシーナ!」