『かってに改蔵』における『魔法少女まどか☆マギカ』ネタ

更新

久米田康治先生の『かってに改蔵』の作中で描かれた『魔法少女まどか☆マギカ』ネタをまとめました。

  1. 作品概要
  2. 漫画
  3. ラジオかってに改蔵ラジオしてもいいぜ

作品概要

週刊少年サンデー」において1998年〜2004年に連載された作品であり、連載終了から7年経ってまさかのアニメ化(OVA)を果たしました。このアニメは『さよなら絶望先生』と同じくシャフト制作で、総監督は新房昭之、メインキャストとして喜多村英梨、斎藤千和など、『魔法少女まどか☆マギカ』と共通する関係者も多いです。

アニメの発売時期が2011年ということもあり、当時アニメイトTVで配信されたウェブラジオでは何度か『まどか☆マギカ』に言及されたほか、同時期に「週刊少年マガジン」に掲載された特別番外編では、『かってに改蔵』の漫画としては唯一『魔法少女まどか☆マギカ』ネタが仕込まれています。

漫画

特別番外編 損して得とれない

2011年4月27日 「週刊少年マガジン2011年22・23合併号」掲載

10ページ目(「かってに研究しやがれBOOK 追補版」p.47)

  • 誰も得をしない例として、女性に暁美ほむらのフィギュア(眼鏡ほむら魔法少女服)を贈る例が描かれている。
  • フィギュアケースの表記はホム
  • 原形師の机の棚にはホムホムという本とCHiwAと書かれたティッシュボックス。
  • なお、これらのことは「かってに研究しやがれBOOK 追補版」p.51 の「改蔵辞典 番外編」でもしっかり解説されている。

ラジオかってに改蔵ラジオしてもいいぜ

全12回配信 + DJCD1枚。パーソナリティは斎藤千和(坪内地丹 役)で、初回と最終回を除きゲストを迎えた2名体制で送られた。

第4回 いつかギリギリトークする日…!?

2011年7月27日配信

ゲスト: 喜多村英梨(名取羽美 役)

コーナー「水を差す人がいます

  • (喜多村英梨)……ものは言いようで、アニメとか見てて、あ、このキャラクター超かっこいいみたいな、「ほむほむ!」みたいな感じで、って時に、でも千和ちゃんだもんなーみたいな。

コーナー「とらうま高校だれとく部

  • (喜多村英梨)……で、またそのトリッキーなところから、ま地丹君ていう男性、下ネタ寄りの……。
  • (斎藤千和)そうだよね、それと同時期にだってさ、『まどか』もやってたからさ。(アハハ)なんかさ、超シリアスなやつと地丹とやってて、なんか分裂していく気がするってね。

Webサイト掲載の次回予告

「かってに次回予告」、地丹と羽美がアイツと契約して魔法少女に!?次回、『かってに魔法少女ラジオ』放送開始!(しません!)

第8回 結局はオレの出番だよ。

2011年9月21日配信

ゲスト: 櫻井孝宏(勝改蔵 役)

コーナー「理論上は可能なんです!

  • (櫻井孝宏)理論上、ひたぎ8万プラスほむほむ8万マイナス地丹4千で、斎藤千和には15万6千人のファンが居るはずなんです。

第11回 スレスレ★サービス

2011年11月2日配信

ゲスト: 喜多村英梨(名取羽美 役)

Webサイト掲載の次回予告

「とらうま高校だれとく部」、羽美はあの魔法少女たちにも勝てるほど危険な存在!?そんな羽美の○○ソングが聴けるのはこの番組だけ!

【中略】

「かってに次回予告」、とらうま町にワルプ○ギスの夜が出現!しかし、その正体はヤンデレの域を超えた羽美の真の姿だった?次回、「魔法少女?ちたん☆マギカ」を…(絶対に放送しません!絶対に!!!)

DJCD かってに改蔵ラジオしてもいいぜ 〜地丹をうけたらサヨウナラ〜

2011年10月26日発売

ゲスト: 櫻井孝宏(勝改蔵 役)

コーナー「とらうま高校だれとく部(前半)

  • (斎藤千和)『かってに改蔵』は新房監督×シャフト作品の中で、斎藤千和さんが参加された作品のちょうど10作目に当たるようです。
  • (櫻井孝宏)うっわすっげ、お前そんな出てんの?
  • (斎藤千和)そんな?
  • (斎藤千和)『月詠』、『ぱにぽにだっしゅ!』……。
  • (櫻井孝宏)ああ、一緒だったね。
  • (斎藤千和)ね、これ両方とも一緒でしたね。あと『ネギま!?』、『ひだまりスケッチ』、『さよなら絶望先生』、『化物語』……。
  • (櫻井孝宏)あ、化(ばけ)。
  • (斎藤千和)これも一緒でしたね。
  • (櫻井孝宏)『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』、『荒川アンダー ザ ブリッジ』、『魔法少女まどか☆マギカ』、『かってに改蔵』。
  • 【中略】
  • (斎藤千和)前にね、櫻井さんがゲストに来てくださった時話したけど、やっぱ私はシャフトさんって怖いから……。
  • (櫻井孝宏)ハハハ。
  • (斎藤千和)ハハハ。
  • (斎藤千和)ん、なんか、いついかなる時に「ん、斎藤さん、そうですね、この程度だったんですね」って言われてしまうんじゃないかなって。
  • (櫻井孝宏)もういっかなって。
  • (斎藤千和)「あ、それ見たことあるぅー」って、「『化物語』で見た」とか、ね「『まどか☆マギカ』でそれ見た」とかって言われちゃったらもうお終いですからね。
  • (斎藤千和)OVA中巻の千和さんの地丹の演技がすごすぎてちょっと引きました。
  • (櫻井孝宏)あっはっは、引かれた引かれた(笑)。
  • (斎藤千和)引かれた(笑)。
  • (斎藤千和)あ、もちろんいい意味です。えーと、ボクはぱにぽにの頃からの千和さんのファンなんですが、最初は千和さんの演技「おもしろいな」から始まって、千和さんの演技「いいな」から、さらに「すごいな」と進み、最近の『化(ばけ)』や『まどマギ』などいろんなアニメを見てると「怖いな」とすら感じることがあります。なんというか凄みがあるんです。

コーナー「とらうま高校だれとく部(後半)

  • (櫻井孝宏)そうですね、皆さん、その軌跡をずっと見てていてください……見守っててください。
  • (斎藤千和)見守っていてください。もう何も恐くない。
  • (櫻井孝宏)ハハハ(笑)。