江ノ島電鉄601号の形態分類 -窓戸錠編-

東急世田谷線の宮の坂駅に隣接して江ノ電601号が保存されていますが、ちょっと形態分類してみます。

まずは窓戸錠。601号の側窓は、戸袋部を除き2段窓になっており、下窓下部に窓戸錠が留めてありますが、これは3タイプに分類できます。

形状からもっとも古いか? 1組(2個)のみ存在。
ネジ留め部分などに差異がみられる。3組(6個)が存在。
小型で近代的なタイプ。6組(12個)が存在。

また、正面車掌側の窓は、江ノ電時代に2段式に交換されていますが、これも下窓に窓戸錠があります。

正面車掌側の窓戸錠。東急7000系のタイプに似ている。

続きますん。