魔法少女まどか☆マギカ クララドールズの公式解説文

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叛逆の物語に登場する「偽街の子供達(クララドールズ)」。2013年12月に配布された来場者特典の魔女図鑑で 14 + 1 人の名前が明かされたのち、2014年4月のBlu-ray 完全生産限定版(Amazon)に付いてくる特製ブックレットにてそれぞれの解説が成されました。

さらに5月に行われたまどか☆マギカ展(www.mpsinc.co.jp)では展示の一角にクララドールズコーナーが設けられ、窓を開けると絵と解説が現れるという仕掛けになっていました。

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写真1:クララドールズのコーナー(写真は大阪会場にて)

実は、この展示ではブックレットから解説が追加された箇所があります。あえて差分は示しませんが、BD限定版を買った方は比べてみてはいかがでしょうか。

01 イバリ

偽街の子供達。その役割は泣き屋。葬列を盛り上げるために涙の芝居をする着せ替え少女人形。

はじめに来たのはイバリ。

地べたに転がるデキソコナイの頭を踏み越え、勇ましくその声を代弁する。

「こうまんちきども。ゆるすものか。この感情は、わたしらだけのもの」

02 ネクラ

2番手はネクラ。

コソコソと歩み出て、デキソコナイをあざ笑う。

「このデキソコナイは。まるでみっともない」

この人形どもは、自由だけを師事し欲望に忠実。

03 ウソツキ

次は3人目のウソツキ。

デキソコナイの魂へ捧げる涙の芝居。

「哀れなデキソコナイ様。愚かなその魂は、我等が誇り」

この人形どもは、愚か者を嘲笑し愚か者を味方する。

04 レイケツ

その後ろからは4人目、レイケツ。

デキソコナイの頭につまづいてちょっと不機嫌。

「デキソコナイ様をもっと持ち運びやすくするためにちいさく切り分けてしまうのはどうカシラ?」

この人形どもは、悪魔の言葉であれば素直に従う。

05 ワガママ

さらに5番目、ワガママは怒りながら歩く。

「葬列はまだなの? わたしいっとうはやく泣けるように練習したのよ? もうちょっとも待てないわ」とプリプリ。

この人形どもは、誰かであって誰でもない。

06 ワルクチ

面倒そうに出てくるのが6人目、ワルクチ。

憎まれ口は相変わらず。「デキソコナイ様は、たいへんな喜劇役者であらせられますワ」

この人形どもは、絡まり極まる因果のママゴト。

07 ノロマ

ようやく到着した7人目、ノロマ。

無口な人形はその瞳で魔女を笑う。

この人形どもは、生真面目な兵隊とは違い魔女の願いもそこそこは聞き入れる。

08 ヤキモチ

8番目に見えるはヤキモチ。

うっとりと空を見る。「箱を用意しましょう。あの輝きをずっと閉じ込めておきたいワ」

この人形どもは、色の集合。空にはあらず。

09 ナマケ

9人目のナマケはあくび混じりに喋る。

「お遊戯の手伝いまでしなきゃいけないの? 編み物なんてめんどり面倒」邪魔に転がるデキソコナイの頭をひと蹴り。

この人形どもは、葬儀がちっとも始まらないので暇を持て余し街を徘徊する。

10 ミエ

10番目に走って来たのはミエ

デキソコナイの頭を大げさに避けて一言「べとべとした血でケープを汚されてはたまらないワ」

この人形どもは、魔女の自傷を馬鹿にする。

11 オクビョウ

11番目、震えているのはオクビョウ

「お空へ連れて行かれては、うさぎの首も刎ねられない」

この人形どもは、魔法というちからで完全な回帰を実現する。

12 マヌケ

ふらふら歩いてきた12人目、マヌケ。

さっき鳥から聞いた事をわざわざみんなに話して回る。

「女神様のお話を聞いたの。美しく輝く女神様よ。女神様はきっと私たちのことも愛してくださるワ」

この人形どもは、手が届くものだけを欲しがる。

13 ヒガミ

13番目の足音はヒガミ。

「いつかお話で聞いたみたく素敵な葬列にしましょう。きれいな娘もかわいい動物も一緒にたくさん埋めましょう」

この人形どもは、魔法少女にも劣らぬちからを持つ。

14 ガンコ

そして14人目、ガンコ。

地を指し空を拒絶する「此岸の淵こそ我等の舞台」

さあ 泣き屋達は集まりました。ずいぶん遅くなったけれども大丈夫。まだ夜は終わらない。もう夜は終わらせない。

いまはずっとあの輝きを知るより前あの輝きを失うより前ここはただの前夜祭。デキソコナウより前の夜。あとは葬列を待つばかり。

"デキソコナウ"はママ。誤記か?