たまこラブストーリー

たまこラブストーリー(tamakolovestory.com) 、新宿ピカデリーで見てきました。

新宿ピカデリーの五面体スタンディ

ストーリーとしては、タイトルがすべてを物語っているようにもち蔵とたまこによる青春恋愛モノの王道のような感じで、個人的な評価は「まあそこそこ」でした。

これは決して期待外れという意味ではなく、私はどちらかというとTVシリーズ「たまこまーけっと」のような日常系コメディが好きなので、恋愛要素を前面に打ち出した劇場版に不安要素も持っていた中での評価です。

『たまこラブストーリー』本予告(YouTube)

良かった点としては、山田監督のインタビュー(tokyo-anime-news.jp) にもあるようにもち蔵視点のシーン(映研とか)が多かったこと。TVシリーズはどうしてもたまこ中心でしたからね。

一方、若干不満に思ったのはもち蔵が告白した後、たまこが自分の心を整理するまでになかなかストーリーが進展しなかったこと。告白までは割とあっさり行っただけに、後半はちょっとだれてしまいました。もう少しテンポ良く進めて、その分商店街メンバーやデラちゃんのシーンを増やしてもらった方が満足したかも。

まあこれは私が日常ストーリーの方が好きだからこういう感想になるわけで、もともと恋愛モノとして見ている分にはちょうどいい進行なのかもしれません。

……てなことを言っておいて、ラストシーンで思わず涙ぐんでしまったのは内緒ですw