水間鉄道デハ1006の補助電源装置換装

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水間鉄道デハ1006のSIVがMGに換装されました。水間電車物語の最新情報12-04~(www.eonet.ne.jp)によると、昨年度末頃に改造が行われたようです。

水間鉄道の車両は非冷房、冷改車ともに水間観音方の先頭車にMGまたはSIVを搭載していますが、車両数にしてはバリエーションが多く、またデハ1006以外でも改造等による換装が行われています。

7000系時代は以下の3タイプが存在しました。

  • デハ7101(現地冷改): BS-477B形 SIV
  • デハ7102, 7103(非冷房): TDK-381形 MG
  • デハ7151, 7152(譲渡時冷改): BS-477A形 SIV

非冷房車が搭載するTDK-381形は6kVA-MGで、7000系東洋車のオリジナルです。

中間車を先頭化改造したデハ7050形、デハ7150形は同時に冷房も搭載し、デハ7150形にはMGに代わりBS-477A形(50kVA-SIV)が搭載されました。製造年から察するに新品ではなく、サハ8300形か東横線から大井町線に転籍したクハ8090形偶数車より転用されたものと推測します。

デハ7101のBS-477B形は入線翌年に現地で冷改された際に換装されたもので、こちらは新品を調達したものと思われます[1]

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写真1:デハ7152の50kVA-SIV
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写真2:デハ7151の東側床下

2006年より1000形への改造が行われましたが、合わせてデハ1002(デハ7102)は冷房改造が行われ、75kVAの大容量MGに換装されました。また、デハ1008(デハ7152)は改造直後の2007年頃にSIVのMG化が行われています。

この時点で、以下の4種類となっていました。

  • デハ1002, 1008(元・デハ7102, 7152): TDK-3725形 MG
  • デハ1004(元・デハ7101): BS-477B形 SIV
  • デハ1006(元・デハ7151): BS-477A形 SIV
  • デハ7103(未改造): TDK-381形 MG

そして、このたびデハ1006も換装された次第です。

また、今回の入場と同時かは分かりませんが、同じくデハ1006正面西側の電気連結器も撤去されてしまいました。もともとほかの先頭化改造車3両は西側に角形と丸形の2つを装備していたのに対し、なぜかデハ1006だけは丸形のみで異彩を放っていたのですが、撤去されてささやかなカバーが取り付けられています。

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写真3:SIV時代のデハ1005-デハ1006 (2007年6月撮影)
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写真4:MGに換装されたデハ1006 (2012年9月撮影)