さよなら絶望先生 第三十集

最終巻が発売されました。

単行本で注目すべきはこんなところでしょうか。

  • 最終話(三百一話)に雑誌掲載時より2ページ分追加
  • 雑誌掲載時のカラーページを再現 (@josiraku_tantou氏のツイート(X) によるとこれは初回生産分のみとのこと)
  • 最終話の後に「30X話」を収録

追加ページでは意外なあのキャラ達が登場して雑誌掲載時にはなかった伏線を回収してくれます。彼らが最初に登場したときはいつもの何気ないネタだと思っていたことが、まさかこんな形で繋がるなんて。

そして、もうひとつの最終話である30X話。久米田先生はギャグのつもりで描いたと仰っていますが、否、これはギャグではないでしょう。とはいえ、ストーリー自体は三百一話の後日談とも取れるように感じますし、興味深く読ませていただきました。また、かってに改蔵の読者であれば思わず懐かしく感じるキーワードも出てくるなど、久米田作品のファンなら必見です!

なんにせよ、これで本当に終わりですね。さよなら絶望先生。