空気圧縮機

2009年7月更新

東京急行電鉄の車両|譲渡車両

東急電鉄の車両に搭載されている空気圧縮機(CP)のバリエーションを紹介します。

圧縮機電動機搭載車両
形式シリンダ配列変位容量形式電圧
HB-2000(神鋼製電動機)水平対向4気筒約2000l/minCM2015DC1500V8000系・8500系・8090系(1~17次車)
HB-2000(日立製電動機)EF0DC1500V
HS-20(誘導電動機)水平対向4気筒約2000l/minA1544AC440V9000系、1000系、2000系、クハ7915
HS-20(SIM電動機)水平対向4気筒約2000l/minTFC221AC440Vクハ9010
HS-20(直流電動機)水平対向4気筒約2000l/minD1215DC1500V7600系、7700系、8500系・8090系(18次車以降)、1000N系など
HS-10水平対向4気筒約1000l/minD6515DC1500V1000N′系
HS-5(直流電動機)V型2気筒約600l/minD3360DC600V旧70形→300系
HS-5(誘導電動機)V型2気筒約610l/min?AC440VY000系
C2500水平直列3気筒約2500l/minA1744AC440V新3000系

可とう継手式

HB-2000(神鋼製電動機)

DC1500V、容量約2000l/min

8000系1~17次車に搭載されているHB-2000形。

基本的な構造は7200系に搭載されていたHB-1500形と同様ですが、容積や出力がアップされています。電動機は神鋼電機(当時)製です。

HB-2000(日立製電動機)

DC1500V、容量約2000l/min

HB-2000形コンプレッサのうち、一部は日立製作所製の電動機を搭載しており、点検蓋の形状などに差異がみられます。

電動機の出力や定格回転数などの特性は、神鋼電機製と同一です。

HB-2000(吊枠のみ)

田園都市線8500系(10両編成)は、一部編成を除き6号車のCPを撤去して1編成当たりの台数を3機に抑えていますが、一部の撤去車は吊枠のみ残されています。また、CP撤去後に改めて吊枠を設置された車両も存在します。

可とう継手式(フレームレス)

HS-20(誘導電動機)

AC440V、容量約2000l/min

9000系、1000系(N、N′除く)および2000系に搭載。HB-1500形を搭載していたクハ7915もこれに換装されました。

電動機は交流駆動のA1544形で、SIVから出力された三相交流が直接供給されます。

隣接して起動装置を備えますが、9000系3次車以降の起動装置は小型化されています。

HS-20(SIM電動機)

AC440V、容量約2000l/min

クハ9010のCPは、1992年に双固定子誘導電動機式に交換されました。これは始動時のみロータバーの抵抗を高くして、ロータに流れる誘導電流を抑えることで始動電流の抑制を図ったものです。

圧縮機は従来どおりHS-20形。電動機の特性は定格回転数が若干高い以外は通常の交流駆動タイプと同一となっています。

HS-20(直流電動機)

DC1500V、容量約2000l/min

8000系18次車以降、7600系、クハ7900形、および1000N系に搭載。7700系は、3連化時にデハ7800形にも搭載されたほか、デヤ7200、デヤ7290、デハ7815もこのタイプに換装されました。

HS-10

DC1500V、容量約1000l/min

1000N′系に搭載。

1000N系登場時と同様、編成内のSIVが1機なため、電動機は架線給電の直流駆動式とされました。

全体的にコンパクトになり、ちりこしが横向きに配されるなど印象も異なります。

スプライン軸継手式

HS-5(直流電動機)

DC600V、容量600l/min

旧デハ70形には、ギヤ式のDH形が搭載されていましたが、昭和60年代にHS-5形へ交換されました。廃車後は300系に転用され、B車に2機が搭載されています。

HS-5(誘導電動機)

AC440V、容量610l/min

Y000系に搭載。

電動機は交流駆動で、本体は枕木方向に配されているため2気筒である様子がよく分かります。

右隣に起動装置を備えています。

C2500

AC440V、容量約2500l/min

新3000系に搭載。

シリンダがHS-20形などの対向4気筒から直列3気筒となり、ちりこしの右側に低圧2・高圧1が一列に並んだ形状が特徴です。

左隣に起動装置を備えています。