富永日記帳

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アンストッパブル

公開日時:2011年6月11日19時33分

洋画アンストッパブル(www.amazon.co.jp)を見ました。無人で暴走する貨物列車と、それを止めようと奔走する話です。

列車が暴走する映画は今まで二つ見たことがあり、一つは暴走機関車(www.amazon.co.jp)、もう一つは暴走機関車よりは新しい作品で、「危険物を搭載した貨物列車が無人で暴走」といった点がアンストッパブルと共通していたと思いますが、タイトルは失念してしまいました。

で、アンストッパブルなのですが、当初は対向列車を待避させたり、踏切を閉鎖するといった衝突回避策が主ですが、機関車が惰性でなく力行を続けていることや、貨車搭載物の危険性が判明したこともあって後半はさまざまな方法で止めることに主眼が置かれます。その中でジャッドが機関車を前方から連結して停止させようとするシーンだけ、どうしてあのような結末になるのか理解できませんでした。ネタバレになるので詳細は書きませんが、実際の鉄道でも速度が高すぎるとああいう結果になるのでしょうかね。

また一点だけ残念だったのは、暴走列車のスピードは何度か変化しているのですが、画的にその違いがほとんど分からなかったこと。会話(字幕)やスピードメーターから理解するしかないのですが、メーターの単位はMPHなので、日本人にはちょっと分かりにくいですね。

とはいえ、それぞれのシーンは迫力あるもので、手に汗握る展開が続いて楽しめました。

※余談ですが、暴走列車の停止に一役買った溶接工・ネッドの吹き替えに、森田順平さんが声を当てられていることに驚きました。偶然にも、直前に金八先生を見ていたので…。

かってに改蔵 OVA 上巻

公開日時:2011年6月5日0時20分

OVAでました。連載当時からアニメ化を望み続けていましたが、念願かなう日が来ようとは…。

第1話Aパートは原作第4話より「詩ってるつもり!?」。天才塾ではありませんが、初めて「敵」が登場した記念すべき(?)回です。まだ下ネタ成分が抜けていないころの話なので、男性器関連の台詞が頻発。メインキャラだけでなく、ナレーションの立木さんまで「チンコ」を連発しているのには笑ってしまいました。その後もB、Cパートや第2話も含めて、全ての話にチンコが登場するという…。

また、絶望先生シリーズの3期(懺)のような2.5パート構成となっているため、第1話Cパートは話の途中でエンディングに突入するのですが、その入り方がなんとも絶妙です。こう来るか!

付録のブックレットも充実しており、設定集や各話のネタ解説に加え、歌、声、制作者のインタービューが載っています。気になる今後については、新房総監督、龍輪監督ともにテレビ目指してやっていますという心強いお言葉。今月からWEBラジオ『かってに改蔵ラジオしてもいいぜ』(www.animate.tv)も始まるようですし、刮目して待ちたいですね。

愛蔵版 かってに改蔵 第13巻

公開日時:2011年5月18日23時37分

愛蔵版13巻(www.amazon.co.jp)、読みました。

社長さんからおこづかいを手渡され、オマエとは永久に第三者だ!!と言い放ちつつ、しっかりお札を握り締めている地丹君。なんというか、見抜かれた気持ちになりました…。

あずまんがネタも相変わらずの調子ですが、久米田先生の作業場に春日歩の手形付きサインが飾られていますね。何を意味しているのでしょう。

巻末には読み切り幽良物件仲介します(wiki.kumetan.net)が収録。これは未読でして、新鮮な気持ちで読むことができました。久米田作品らしからぬホラー漫画ですが、登場人物の名前が一人も書かれていません。結末もまさかの展開で驚きました。

さて、来週はいよいよOVA(www.amazon.co.jp)の発売ですね。すた茶のサイトでオープニングが公開(www.starchild.co.jp)されていますが、歌も映像もむちゃくちゃ格好いいです。地丹君のシーンが短すぎるのが玉にキズですが、エンディングでおいしい(?)思いをしているので良しとしましょうか。

乗車区間の一部が重なる片道乗車券

公開日時:2011年5月15日20時30分

修正日時:2012年3月28日22時41分

東京から新青森に新幹線で行く場合、単純に往復すると片道あたり9,870円、往復割引が適用されて1割引となるので17,760円かかります(運賃のみで特急券などは除く)。

しかし、東京→新青森→秋田→新潟→東京のようにぐるっと回るルートにすると少しばかり安くなります。このルートの場合、東京・大宮間を2回通ることになるので、1枚の片道乗車券として購入することはできません。連続乗車券にするか、大宮→東京のみ別に購入する必要があります。

連続乗車券とはあまり聞き慣れませんが、JR東日本のサイトに次のような解説があります。

乗車区間が1周してさらに超える場合、または、乗車区間の一部が重なる場合は、営業キロ、換算キロまたは運賃計算キロは1周となる駅または重なる駅で打ち切って計算します。このような場合は片道乗車券ではなく連続乗車券となります。この場合の有効期間はそれぞれの区間の営業キロに応じた有効期間を合算したものとなります。

乗車区間が1周を超える場合 または 乗車区間が重なる場合の運賃(www.jreast.co.jp) より

しかし、途中に他社線を通過連絡運輸で経由、すなわち東京→八戸→(青い森鉄道経由)→青森→秋田→新潟→東京とした場合、東京→八戸と青森→秋田→新潟→東京の距離を通算した片道乗車券が発券可能なようです。

少し応用して、こんなきっぷを買ってみました。

周遊きっぷの「ゆき券」で、先に挙げたように都区内から青森まで往きは東北新幹線と青い森鉄道、帰りは秋田、新潟経由とし、いったん東京に戻った後、さらに東海道新幹線などで西に向かうルートとなっています。

ゴールデンウィーク中に北東北と九州に行かねばならず、東京・青森と東京・博多の往復割引乗車券をそれぞれ購入すると41,940円かかるのですが、長距離の片道乗車券を周遊きっぷと組み合わせることで、6,000円以上も安くすることができました。

※極端な話、東京・青森間を往きは青い森鉄道経由、帰りは新青森からずっと東北新幹線という片道乗車券も可能なのでしょうか。

2012年3月28日追記: どうやらシステムのバグだったようです。以下に追記します。

先日、実際に「東京・青森間を往きは青い森鉄道経由、帰りは新青森からずっと東北新幹線という片道乗車券」を購入しようとしたところ、そのような経路は連続乗車券になると言われ片道乗車券としては発券してもらえませんでした。

気になったのでJR東日本に問い合わせたところ、やはり規則上不可との回答*1。購入実績があることも伝えたところ、昨年(2011年)システム改修を行ったため、現在では規則どおりに発券できなくなっているということでした。

……まあそうですよね。常識的に考えても複乗可能な片道乗車券はおかしいですし。ただ、購入の可否に関わる改修を行ったのなら直ちに公表してほしかったです。

  • *1根拠として、旅客営業規則 第68条4項(2) を挙げられていました。

IPAが「『暗号をめぐる最近の話題』に関するレポート」を公開

公開日時:2011年5月13日21時25分

IPAからこんな文書が。

個人的に気になったのは「2.2 オンラインショッピングでSSLプロトコルが動作せず - 大手百貨店のケース」の部分。

大手百貨店のECサイト*1で、SSLを使用していると説明されていながら、実際には暗号化が成されていなかったというもののようで、要点をまとめるとこんな感じです。

  • システム更新時の設定ミスにより、SSLが動作しない状態で運用が行われていた。
  • 2010年5月から2011年3月まで9か月以上の間、発覚しなかった。
  • 期間中、コンテンツを何度か更新している(はず)にも関わらず、発覚しなかった。
  • 発覚は利用者の指摘によるものであった。すなわち、指摘がなければさらに放置されていたかもしれない。
  • 6,000人を超える利用者による7,444件の利用があったにも関わらず、それまで誰も気づかなかった。

興味深いのは、運営側の姿勢だけでなく、気づかない利用者側に対しても問題視をしている点です。

SSLプロトコルが使われているかどうかを確認する手段として、ブラウザのURLアドレスバーでの「https://」表示と「南京錠」表示がある。オンラインショッピングに限らず、Webページに個人情報やパスワード、クレジットカード番号などを入力する場合には、それらの表示を見てSSLプロトコルが使われていることを確認するよう、様々なところで啓発されている。

しかし、本件の場合、実際にはSSLプロトコルを使っていなかったことから、当然ブラウザには「https://」表示も「南京錠」表示もなかったはずである。それにも関わらず、多数の顧客が利用していたという事実は、顧客側も、大手百貨店のWebサイトでSSLプロトコルが実際に使われているかを確認してから行動していたのではなく、大手百貨店のWebサイトなのだから安心に違いないという思い込みで行動をしていたことを図らずも示したことになる。

(中略)

また、利用者も、たとえ有名な企業のWebサイトだとしても、少なくとも個人情報やパスワード、クレジットカード番号などを入力するページでは、「https://」表示と「南京錠」表示を確実にチェックすることでSSLプロトコルが正しく動作しているかを確認する癖をつけていただきたい(図3参照)。

『暗号をめぐる最近の話題』に関するレポート pp.5-6(www.ipa.go.jp) より

ウェブサイトのセキュリティと一口に言ってもさまざまな種類がありますが、暗号化に関しては必ず利用者自身が安全であることを確認する必要があります。この6,000人に限らず、「鍵アイコン?気にしたことないよ」「そもそもSSLって何?」という方も多いと思いますが、少なくとも2.2章に関しては専門用語も少なく、私のような素人にも判りやすく書かれているので、すべての「ウェブ利用者」に読んでほしいですね。

  • *1固有名称は伏せられていますが、ググればすぐ出てきますね。