写真展「懐かしの東横線駅舎」

地元ネタですが、横浜市の港北図書館で写真展「懐かしの東横線駅舎」(www.city.yokohama.lg.jp) が5月11日まで行われているので見に行ってきました。

地域の方向けの小規模な催しなので、遠方から時間と交通費をかけてまで来るほどのものではないと思いますが、簡単に紹介します。

写真展「懐かしの東横線駅舎」の様子

展示は1階入ってすぐの「港北まちの情報コーナー」で行われており、40点ほどの写真と資料、あとは若干の書籍、映像コーナーがあります。写真は港北区にある日吉、綱島、大倉山、菊名、妙蓮寺の各駅について、主に駅舎、駅構内、駅前の風景を中心に展示されていました。

鉄道趣味系の書籍だと、どうしても車両が写っているものや駅舎外観が中心になってしまうのですが、本展示では改札口や駅前の様子など初見の写真も多かったのが印象に残りました。

パネル

スペース的な問題はあるのでしょうが、ひとつ意見を言わせてもらうと、もう少し最近の写真、たとえば駅舎自体は今と同じだが券売機やサイン類、トイレなどに時代を感じさせるものがあったらいいかなと。

自分が生まれる前の時代の写真、それはそれで貴重なものですけど「懐かしい」とは感じないわけで。展示された写真は新しいものでも昭和50年代だったので、年配者のみをターゲットにしているのかな、と感じました。

プラットホーム上の灰皿やごみ箱、各駅にエスカレーターやエレベーターが整備される前の光景、SuicaやPASMO導入前の改札機など、平成以降の写真でも「写真展」として通用するネタはたくさんあると思います。