魔法少女まどか☆マギカ「叛逆の物語」に登場した魔女と手下たち

  • この記事はネタバレ多数、最低1回は映画を観た方向けです。また、去年の劇場版「前編」「後編」も観ていることを前提としています。

「叛逆の物語」の来場者が130万人を超えたとのことで、先日14日から「魔女図鑑」の来場者プレゼント(www.madoka-magica.com) が行われていますね。私もさっそく配布初日に5回目の視聴に行ってきたのですが、特典にしては豪華なもので新しい魔女とその手下の名前や習性など、物語をより深く理解するのに役立ちます。

魔女図鑑表紙

とはいえ、戦闘シーンは感涙に咽んで細かい部分まで目が届かないので、自分用メモも兼ねてまとめてみました。以下、マユの塔出現から閉鎖空間の破壊までにおける本編での登場順(あくまで私が見つけた順ですが)に紹介します。

  • もう一度書きますが、ここからネタバレ多数ですのでご注意を。
  1. LOTTE(ロッテ、くるみ割りの魔女の手下)
  2. LIESE(リーゼ、くるみ割りの魔女の手下)
  3. HOMULILLE(ホムリリィ、くるみ割りの魔女)
  4. CHARLOTTE(シャルロッテ、お菓子の魔女)
  5. OKTAVIA(オクタヴィア、人魚の魔女)
  6. ANTHONY(アントニー、薔薇園の魔女の手下)
  7. LUISELOTTE(ルイセロッテ、くるみ割りの魔女の手下)
  8. POLINA(お菓子の魔女の手下)
  9. PYOTR(お菓子の魔女の手下)
  10. LILIA(リリア、くるみ割りの魔女の手下)

LOTTE(ロッテ、くるみ割りの魔女の手下)

§

ほむらが自分が魔女であることに気付き、マユの塔が出現。キュゥべえがいよいよ本性をあらわし、真実を説明するシーン。

QBによる説明の最中に、片手に槍を持って "メガほむ" を彷彿させる姿をした兵隊が隊列を組んで出てきます。図鑑によれば白いネズミが大嫌いとのことですが、これってQBのことでしょうか、それともアントニー? ともあれ、ここでQBに攻撃を仕掛けるのは「偽街の子供達」であり、彼女等は手出しをしません。

その後、葬列が始まり魔法少女らが登場すると本領を発揮し、巨大サイズ(ブロッケン級)も加わって戦いに参列します。

LIESE(リーゼ、くるみ割りの魔女の手下)

§

ほむらの「だまりなさい!」からルミナスの椅子のシーンを挟み、いよいよ「くるみ割りの人形」(ホムリリィ)が出現。その際に多数の鳥が飛び立ちます。図鑑によると魔女の葬列の始まりを告げる役割とのこと。

その後の戦闘シーンでもブロッケン級がさやかを丸呑みするなど、随所に登場します。

HOMULILLE(ホムリリィ、くるみ割りの魔女)

§

ほむらの魔女。出現直後に頭の上半分が落ちてしまい、そこから赤い花が咲き乱れています。巷ではヒガンバナではないかと言われているようですね。このほか、気づいたのはこんなところです。

  • 肉はなく骨のみで構成されているようで、肋骨などが露わになっている
  • 処刑のため手枷がはめられている
  • 背中からも2本の長い腕が生えている
  • 同じく背中にはホーンが付いている(体内に蓄音機でも内蔵しているのでしょうか? これの意味は分かりませんでした)

処刑場への葬列の際には失ってしまった頭部から歯がこぼれ落ち、ギロチンが見えてくると背中から生えた手は行進に抗うかのごとく後方の地面をつかみ周囲を破壊します。本心では死にたくないと思っているのでしょうかね。

CHARLOTTE(シャルロッテ、お菓子の魔女)

§

ベベ(百江なぎさ)です。本編の最初から出ていますし、今さら説明は不要でしょう。前編と比べて目の表情が変わっていますが、服が新しくなっていたことには気づきませんでした。

ほむらを助けるためにさやかや他の魔法少女達と集結し、シャルロッテの姿から人間形態のなぎさに変身しますが、その際に唱えた呪文(?)は「パパパ…パルミジャーノ・レッジャーノ」。イタリアチーズの名称(Wikipedia) らしいです。

OKTAVIA(オクタヴィア、人魚の魔女)

§

さやかは自分の胸に剣を突き刺して心臓をえぐり、大量の血を吹き出しながらオクタヴィアを召喚するのですが、水さえあればどこからでも現れるという図鑑の解説でその意味が分かった気がします。

ホムリリィと対峙しますが、最初は剣を持っているのが、いつのまにか杏子の槍に持ち替えていますね。

ANTHONY(アントニー、薔薇園の魔女の手下)

§

オクタヴィア召喚の際、指揮するさやかと共に彼らが拍手で出迎えています。図鑑を読むまでまったく気づかなかったのですが、胸には魔女に付けてもらった勲章を付けているのですね。もともと彼らのヒゲも魔女にセットしてもらっているという設定でして、なんというか薔薇園の魔女はいい性格をしているのですね(外観に似合わず)。

新編ではオクタヴィアの指揮下で主にロッテの兵団と戦います。

LUISELOTTE(ルイセロッテ、くるみ割りの魔女の手下)

§

三つ編みの髪に赤縁のメガネをかけており、ロッテほどではありませんが "メガほむ" の面影があります。歯の形をした手下に(馬代わりのように)乗っています。

ロッテとアントニーが戦っている最中に、なぎさに襲いかかるのが最初の登場シーンかな。なぎさはなぜか顔だけシャルロッテとなり対抗していましたね。

POLINA(お菓子の魔女の手下)

§

ナース姿をした手下で、図鑑にはマミの空中ブランコ移動を手伝いとあるのですが、劇中で姿見えていましたっけ? このあたり、いつも涙腺崩壊しているので私が見逃しているだけかもしれませんが。

TVシリーズ3話や "前編" でも登場シーンはおそらく2コマのみで[1]、どちらかというとゲームなど別媒体での印象の方が強いです。

PYOTR(お菓子の魔女の手下)

§

マミとまどかの空中ブランコのあと、なぎさの足下にいるのが見えます。この辺りはさまざまな魔女の手下が入り乱れており、今回の図鑑には載っていない手下も登場しています。私が見つけたのは以下の3種。

LILIA(リリア、くるみ割りの魔女の手下)

§

リーゼに食われたさやかを杏子が救い出した次のシーンで、歯型をした手下が整列して口からくるみを発射しています。ルイセロッテが乗っているものに似ていますが、図鑑を見ると足や髪(?)など微妙に姿が異なりますね。


脚注

  • 1.

    まどかがマミを呼びに行っている間、さやかが魔女空間に取り込まれた直後に居る。 ↩ 戻る